現代を生きる殿様



都心を抜け常磐自動車道に入り、切り通しとトンネルが連続する区間を過ぎ、利根川橋に差し掛かるとパッと視界が開け、これから滑走して飛び立つような気にさせます。冬は霜で一面真っ白に、夏には緑濃き河川敷、と何度となく見慣れたその風景。地図を見ると広い利根川河川敷に沿って空白地帯がひろがっています。


土手沿いにポツンと佇む大木
 茨城県守谷町


大木 北側から
利根川橋から 2km 程上流へ遡るとこんな木が

9月に入っても夏の残滓が大地にこもる、秋とは名ばかりの、とある一日、利根川/鬼怒川河川敷を散策してきました。利根川橋から 1km 程さかのぼると土手沿いに常総運動公園があり、ほど近くにその大木は佇んでいます。まわりに人家も道路も何もなく畑が広がるばかり。聞こえてくるのは風の音と虫のささめき。土手の上にクルマを停めて昼寝をする人もいて、なんとものどか。


大木 南側から  1 永代川施餓鬼供養塔と書かれた石碑  2
【 2 】 幹に寄り添うように建てられた石碑。「永代川施餓鬼供養塔」 ・・・ かわせがき とは水死した人の冥福を祈ることです。
【 1 】 大木脇に案内版があります。この地は徳川家康公にちなみ “がまんの渡し場” と呼ばれていたそうな。
参考資料 ▼がまんの渡し場由来



土手の上からの眺望
大木のかたわらの土手に上がって見ると...
鬼怒川は覆い茂る草葉を挟んでずっと向こうに流れています。利根川はさらにその向こうで、ここからは全く見えません。そして真下にはダートが。

ダートを走る
で、ついついそのダートを走ってみたりなんかして...


利根川橋たもと



利根川橋近くまで来ました
ダートを走って利根川橋そばまで来ました。ここは河川敷が運動公園になっています。しかしこのダートは調子に乗って走るとクルマが死にます。サスがひん曲がります。凸凹が酷いので、というより凹凹です。地雷を避けるかの如きの運転を強要されます。

花
河川敷で見かけた動植物。

トノサマバッタ
やや!きみはトノサマバッタ? 同じ殿様とはいえ、こちらは、とこしえに天下泰平であります。


見慣れた景色もこうして一歩踏み込んでみると、そこには意外な発見がありました。自分だけの観光スポットというお宝を発掘の1日でした。

そして...

ススキ
秋を連れて帰りました


お出かけマップ



茨城県 守谷町 野木崎


− 現代を生きる殿様 おわり −





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