江戸時代へタイムトラベル



合掌造りの建物 富山県五箇山にて

98年秋 故きを温ねて新しきを知る いにしえのみち


浅間温泉
 長野県松本市

旧型郵便ポストと DISCOVER JAPAN というフレーズも懐かしい国鉄のポスター
宿泊した浅間温泉で見かけた懐かしいものをご紹介。

「国鉄からのお知らせ」と書かれたこのポスターは DISCOVER JAPAN と称して70年代半ばから大々的にキャンペーンをしていたもので、70年代テイストが濃厚です。

正直言って温泉よりもこのポスターのほうが、インパクトがあって印象に残っています。このポスターを未だ貼り続けているのはウケを狙っていたのかどうかを、旅館に聞くのを忘れていましたよ。国鉄もルノーも親方日の丸(または親方三色旗)から脱却しつつある点で共通していますね。


参考資料 ▼おでかけMAP


乗鞍スカイライン
 岐阜県丹生川村

松本からはR158を一路西進。上高地・高山への分岐信号を左に進むと程なく安房トンネル入り口です。安房トンネルを高速道路以上の快調さで進み、あっという間に岐阜県側へ。乗鞍スカイラインの標識に従って平湯峠へと向かうものの、意外とここは道幅が狭く乗鞍岳へ向う観光バスなども走り、タイトコーナーからニュルリとその巨体を突き出します。

そして乗鞍スカイライン入り口にある料金所へ到着。乗鞍スカイラインは、国内で最も標高の高い所(畳平で2702m)に通じる有料道路です。しかしスカイライン入り口の平湯峠の標高が1684mとすでに1700m近く、実質の標高差は1000m程度のものです。平湯峠と違ってこちらはお金を払っているだけあって道幅があります。料金所を過ぎて全行程の前半でグングンと高度を上げていき、後半は山の稜線上を走るので、天候に恵まれれば雄大なパノラマが展開し、まさにスカイラインという言葉がピッタリ。

やがて雪を被ったひときわ高い峰が目前に迫れば、スカイラインの終点畳平に到着。松本市内で20度以上を示していた外気温もここではもうヒトケタ。下界とは別気候、風がすでにこの地が冬であることを教えてくれます。ブルル。

畳平より北東方向を望む
畳平のドライブイン
乗鞍スカイライン終点畳平より
穂高連峰を望む

畳平のドライブイン

畳平のパノラマ写真
拡大写真 ▼ 乗鞍スカイライン終点畳平の大パノラマ


参考資料 ▼おでかけMAP


天生(あもう)峠
 岐阜県河合村〜白川村

高山を通過し、R41を富山方面に進み今度はR360へ。このR360の道の狭さにちょっと面食らいました。満足にすれ違える場所が少ないうえに、路肩が崩落していて一歩間違えば谷底へ一直線なんて箇所もあり、集中力を要求されます。 峠に立っているポール 「泉鏡花作 高野聖由縁の地 天生峠 標高1290米」 天生峠といえば、泉鏡花 「高野聖」 の舞台です。妖怪話の舞台となった人里離れた怪しげな雰囲気の漂うこの峠。現代でも冷や汗をかくことには変わらずでした。

道幅が広い箇所
白川郷の集落へたどり着いたところ
天生峠〜白川郷 間にて
この道幅の広さに感動する国道

やっと白川郷の集落へと下ったところ
せっかくの景観も電柱が...


参考資料 ▼おでかけMAP


五箇山
 富山県上平村

白川郷に宿泊するつもりが、気が変わってそのまま北上。富山県の上平村の温泉に宿泊しました。途中岐阜―富山県境の飛越峡合掌ラインは道路設計が新しいため、蛇行する川を橋で直線状にどんどんとショートカットしていきます。そのため川を越えるたびに、岐阜県〜富山県〜岐阜県〜富山県〜・・・と標識がコロコロ変わり、なかなか楽しいものがあります。

上平村には岩瀬家という重要文化財があります。しかし軒にはしっかりと蜂が巣を作っていました。重要文化財といっても、結局のところ人間界だけの話だったりするのであります。

蜂の巣
五箇山青少年旅行村
重要文化財 岩瀬家の軒下にて
人間界 vs 昆虫界 の冷戦対決?

五箇山青少年旅行村


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白川郷
 岐阜県白川村

合掌作りの家
再び白川郷へ戻ってきました。週末ということもありこの山村は観光客であふれかえっていました。

この地は昔交通が不便で秘境と言われたとか。それゆえに古い集落の姿を現代に残すことが出来たわけで、結果的に観光地として今や地元経済を支えているわけです。世の流れというのは面白いものです。

しかし素朴な集落に観光客があふれているのは面白くないと言う人が出てくるのは、ややこしいけどさらに面白い現象かもしれません。とかく現代は複雑な世の中なんであります。

これから高山まで戻ります。行きで肝を冷やした天生峠経由とは異なり、R156〜R158と一番ポピュラーな道のりを経由します。しかしR156は大型車の通行量が多い幹線道路にもかかわらず、各所にあるトンネル、橋で大型車同士のすれ違いが行える所が少ないのですね。トンネルの中で大型車同士が鉢合わせになったりして。

あなどれないぞ岐阜の国道。


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高山
 岐阜県高山市

中橋
川沿いの街並み
中橋
川沿いの街並み

観光人力車
観光人力車
高山はとても情緒を感じさせる町です。町全体が古色蒼然としてなんともいい感じです。関東では行きたい町の上位に常に入っているのだとか。さもありなん。もっと観光地らしくしてやろう、なんて力まないように一観光客は願うばかりです。


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奈良井宿
 長野県楢川村

R19と中央線に沿って、昔ながらの宿場町の姿を残した通りが1km程続きます。ヨーロッパの古い街並みを日本に置き換えるとこうなるのかな。まるで映画のセットのような、はたまたテーマパークに迷い込んだような不思議な空間なのでした。

佇まいを眺めていると、彼方から忙しそうに飛脚が走ってきそうな錯覚に陥ります。もっとも現代の飛脚はもっとセッカチで、ラクをしたがりで、青いクルマなんぞに乗っていたりしますけど。

奈良井宿の街並みに佇むルーテシア
大根を軒下に干している


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