犬の宮・猫の宮



犬の宮・猫の宮 入り口

97年秋 未知なるものを たぐりよせる旅


磐梯吾妻周辺の有料道路


磐梯吾妻スカイライン・浄土平付近
磐梯吾妻スカイライン 浄土平付近
東北自動車道-福島西IC 〜 磐梯吾妻スカイライン 〜 磐梯吾妻レークライン 〜 西吾妻スカイバレーと回って、小野小町が開湯したと伝えられる米沢の奥座敷、小野川温泉へと向かった初日。

ここで磐梯吾妻周辺の有料道路のインプレッションを。

◆ 磐梯吾妻スカイライン。
この中でイチオシ。景観と地形の変化に富んだ山岳道路で浄土平の日本離れした風景は一見の価値あり。

◆ 西吾妻スカイバレー
道の険しさではこの中で一番。福島−山形両県を結び、県境付近では遠く眼下に桧原湖を望みます。比較的短い距離で山超えをするため、タイトコーナーかつ勾配がきつく、標高があがるにつれ血圧もあがります。

◆ 磐梯山ゴールドライン
磐梯山のすぐふもとを通り、猪苗代湖側から見たときと裏磐梯から見たその山容の激しい違いは、山の二重人格(山格)と思うこと請け合い。

◆ 磐梯吾妻レークライン
比較的走りやすくて、あくびが出るかも?ただしここにあげた他の有料道路との比較で。見どころは紅葉の名所・中津川渓谷です。というよりもそれしか無いという話も。


犬の宮
 山形県高畠町

小野川温泉のお宿で、さて明日は何処へ行こうかなと地図を広げていると、小さな文字で犬の宮・猫の宮と書かれているところを発見。よし行ってみようと即決。翌日、犬の宮・猫の宮なるところへと向かいます。

犬の宮外観
これが犬の宮です。集落外れのまさに鎮守の森といったところにあります。2匹の犬が集落を見守っていますが、ここは犬の宮だよと説明しないと、ずいぶん肥えたキツネさんだなあと勘違いしそうです。

参考資料 ▼犬の宮由来記


猫の宮
 山形県高畠町

猫の宮外観
こちらは猫の宮。犬の宮と道を隔てた向かい側にあり、屋根上部に猫之宮と書かれています。また正面手前の2本の柱上部には猫がいます。キャットフードや沢山のペットの写真が飾られ、こちらのほうが活気があるように見えました。活気があるっていうのも変ですが。

参考資料 ▼猫の宮由来記

しかしガイドブックを持っていったにも関わらず今回の旅は、ガイドブックに紹介されていないこのお宮さまがメインになるとは、まったくもって...


熱塩駅跡
 福島県熱塩加納村

2日目は喜多方市内で宿泊。翌日、やはりガイドブックに出ていない、廃止された元国鉄・日中線熱塩駅跡を見学。

喜多方市内側から見る
喜多方市内寄りから日中ダム方向を望む。前方には、雪国らしくラッセル車等が展示保存してあります。皮肉なことに日中線の名前とは反対に、一日朝夕3往復のみという超閑散路線でした。

駅舎入口
駅名表示板

瀟洒な建物だとは聞いていましたが、確かにヨーロッパを連想させるようなシックな佇まいでした。駅舎の中は記念館になっていますが、残念ながら扉が閉まっていたので見ることは出来ませんでした。この駅舎は道路から狭い路地を入ったところにあるので、場所的にはちょっとわかりにくいかも。


三津谷集落/杉山集落
 福島県喜多方市

熱塩駅跡をあとに喜多方市・北部にある三津谷集落/杉山集落を回ってみます。蔵のまち喜多方らしい佇まいの集落ながら、それぞれまた違ったおもむきがあります。

蔵
蔵
三津谷集落
杉山集落

杉山集落は土産物店や観光施設などないごく普通の集落。しかし民家一軒一軒が生きた博物館のようなものかな。のんびりしたくなる雰囲気が溢れてはいるものの、あくまでも静かな集落。ベンチがあるわけでもなく、よそ者が紛れ込んだようで落ち着くような落着かないような。

いっぽうの三津谷集落は観光バスが入ってきたりと、ずいぶん賑やか。とりあえずひと通り見て戻りかけると、集落外れにおじいちゃんが一人で店番をしている土産物店がありました。そのまま通り過ぎようとすると、店の中からヨロヨロしながら声をかけてきたので、思わず買い物をするハメに。役得だ、おじいちゃん。


喜多方市内
 福島県喜多方市

再び喜多方市内中心部へと舞い戻り、街をブラブラしつつ眺めたり。市内中心部でもいたるところに蔵があり、その佇まいは街並みの中に保護色のように溶け込んでいました。

観光馬車
街並み
1馬力カーが町をゆく
客車が蔵構えなのはご愛嬌

味のある街並み
これは味噌店(確かに味がある)

喜多方名物といえばなんといってもラーメン。現在午前11時。朝食をたらふく食べたにも関わらず、せっかくここまで来たのに食べずに帰れましょうか。お目当ての店に行きたかったものの、なんとこの日は定休日というアクシデントに遭遇。それでもめげずにほかの店で食べました。チャーシューがこってりトロリとして何とも美味。これが喜多方ラーメンというものか。え?肝心の麺・スープのお味の感想? それは書くわけにはいきません。


六十里越
 福島県只見町〜新潟県入広瀬村

喜多方をあとにして、会津若松からは国道49号線で約20km、会津盆地の西外れ会津坂下(ばんげ)に到着。ここから国道252号線を、新潟県小出町の関越道小出ICを目指してひた走ります。この先は谷あいとなりひたすら只見川・JR只見線と平行します。只見までは信号も数えるほどしかないものの結構距離があり、走りに走って会津若松から2時間かかってようやく到着。

只見駅
六十里越トンネル付近只見側
閑散とした只見駅にて
紅葉だけは賑やかです

R252 福島・新潟県境付近
只見駅方向を望む

只見の町は想像以上に小さく、人も殆ど見かけず町全体が眠っているかのよう。会津若松からここまで山道らしくありませんでしたが、この先の田子倉ダム手前から待ってましたとばかりに突然つづら折りの峠道が始まります。峠付近にある田子倉ダム展望所は紅葉真っ盛りで、眼下に遥か彼方まで湖が入り組みながら広がる風景は超絶景のひとこと。旅の最後の最後の素晴らしい景色、自然に感謝! いや田子倉ダムは人造湖だった。

そういえば峠越えして新潟県に入り最初の市町村、入広瀬村を過ぎたあたりで下校途中の小学生が大きな叫び声で “あっ 外車だ!!!” 子供に叫ばれたのはこれで2回目。前回は、“あっ シトロエン!” 惜しい!未来のフランス車フリーク君。


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