French Blue Meeting 2004 (1)
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2004年10月17日 長野県茅野市・車山高原において、今年で18回目となるフランス車のお祭り、▼フレンチブルーミーティング2004(以降 FBM に略)が開催されました。

9月下旬までしつこく続いたこの夏の暑さは、もはや遠い日のことのように、町中で吹く大陸育ちの風が、今は我らが主役と告げておりました。平地でこれだけ冷えるってことは山の上は... 出がけにチェックした▼車山高原の天気予報によると最低気温は0℃。クルマにマフラーと手袋を積んでいざ出発。

中央道ではいつもより時間が遅いせいか、例年ほどのフラ車の姿は無し。それでも山梨県、長野県、と車山高原に近づくにつれ、R4や206などにポツリポツリと遭遇。南アルプスから連なる入笠山と、八ヶ岳に挟まれた地点の 「中央自動車道最高地点 標高1015m」 の標識が現れると、窓を閉め切った車内でも、冷気が足元から伝わってくるのでした。

眼前に山々が屏風のように連なる
甲府盆地に入ると見える南アルプス

隣車線のすぐ前に黄色いカングーが走っている
走るに従いフラ車遭遇率が上昇する
前方には緑の406ブレークが

今日はどこまで行っても、雲一つ無い快晴。夏の間バテ気味だったエンジンもさえずるように歌い、次々と現れる山並みを堪能しながら諏訪南ICに到着。FBMの隠れた楽しみの一つ、車山へと続く峠の紅葉は、今年は色づき始めたところで、残念ながら見頃はあと1週間ぐらい先になりそう。

それでも会場入りする前に下界の景色を眺めようと、ビーナスライン沿いの展望スペースへ。外はさぞ寒かろうと思いきや、すっかり日が昇りきったお陰か、さにあらずで拍子抜け。すると誰かの 「あれが浅間山か」 という声が聞こえ、振り返ると9月1日に21年ぶりに噴火した浅間山には、噴煙がうっすらと流れておりました(参考:▼浅間山噴火・体験記録)。21年前と言えば、シュペールサンクがデビューする以前のことか...

八ヶ岳の、木々と岩肌の境がクッキリ見える
山肌がクッキリ見える八ヶ岳連峰

快晴下、一つの山の辺りだけ、もやっている
噴煙上がる浅間山(遠方右端の山)

フラ車がFBM会場目指して脇をどんどん走り去る展望スペースから、自分もその一員へと加わるべく再びビーナスラインに戻れば、ウワサでのみ聞いていたフランス車渋滞に初遭遇。例年8時前後に着くところを、この日は10時着と、ちょっと遅かったせいなのね。フランスでもそうそう体験できないフラ車渋滞(本国の自国車占有率は約6割)とはいえ、渋滞嫌いとしては、こりゃたまらんとばかりに、ビーナスラインから会場への分岐点前にあるスカイシティ駐車場へと、すかさず待避。

つづら折りの坂道に、フランス車がズラーッと並んでいる
こらえ性のある人たちで構成されたフランス車渋滞
左上に見えるのがスカイシティ

ちょっと遠いけど、ここから歩いていくことにしよう。ン? でも道路から少し奥まったところにある、この駐車場も満車っぽいぞよ。それに奥に止めると会場からさらに遠くなるし... そこでちょっとズルしようと、駐車場入り口で交通整理をしていたオジさんに、駐車場入口手前の開きスペースにクルマを置いても良いか尋ねると、入り口に飾ってあるルノージャポンの展示車にピッタリ並べて置いてね、ときた。

取りあえず言われた通りにしてクルマを降りて自車を見ると、メガーヌRSやカングーシトラスなど新鋭車たちの中に、ボロいのが1台ナゼか混ざっているの図になるという... しかもそれが、渋滞している全てのクルマのドライバーから丸見えという...

その妙な光景に居たたまれず、奥の駐車場に空きスペースを見つけて、そそくさと移動したのは言うまでもありませぬ。


2004年度版 珍車集合



プジョー505ファミリアール(ステーションワゴン)
Peugeot505 SW8 (Familiale)

プジョー505ファミリアールは、セダンのボディを大幅に延長。全長5m近い超ロングボディに3列シート(前から2−3−3人掛の計8人乗り)を有し、他のフラ車とはひと味違う、アメリカンな大らかさが魅力。その3列目のシートも見た目クッションの厚みがあって、コストダウンってなに?という古き良き時代を偲ばせます。

ルノーサンクのフロントピラーだけ残して屋根が切り取られたカブリオレ
Renault5 GTX Cabriolet


シュペールサンク・カブリオレは、ベルギーのEBS社の手によるもの。とはいってもルノーの技術指導を受け、なおかつルノーの新車保証もつき、欧州ではルノー自身が販売。日本ではJAXでなくキャピタル企業で、GTXベースのカブリオレを販売。彼の地ではサンクの全グレードにカブリオレの設定ができたようです。



ルノー18はオーナーさんのご厚意により、クリオな人たちが代わる代わる体験乗車(体験着座?)しました。そこに座った瞬間、誰もが驚きと共に満面の笑顔に変わる、マシュマロのような、そのスイート極まる座り心地。シュペールサンクPh2、初代クリオ・ウィリアムズ/Ph2-16Vのシートも、今となっては前世紀の遺物的なフカフカさだけど、これはそれをさらに上回る代物なのでした。

しかしそんなことを体験する前から、私の中では R18 は数あるルノーの中でも Super5、R25 と並ぶお気に入りの1台。それは70〜80年代のルノーらしい、素っ気ない姿カタチ。でも以前から、どこか陰があるフロントマスクや、ボディ側面の緊張感ある面構成など、なんて繊細で美しいデザインなんだろうとホレボレしていたのですよ。

そんなわけで、R18 を見られただけですでに大満足だけど、会場内の探検はさらに続きます。


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