French Blue Meeting 2003 (1)
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2003年10月19日 長野県茅野市・車山高原において、フランス車のお祭り、フレンチブルーミーティング2003(以降 FBM に略)が開催されました。

見事な青空の下、道路正面にそびえる八ヶ岳
中央自動車道から見た八ヶ岳連峰

「軽になっているから直しておくね」
一瞬何のことかと思ったものの、諏訪南IC料金所のおじさんの言葉にすぐピーンときました。なんと八王子ICの自動発券機がうちのクルマを軽として認識していたのよ。普通車なら135.1kmを3400円のところ、軽だとわずか2750円。ン?わずか!? 永田町と霞ヶ関で「改革」という言葉遊びをしている間にも、とても機転の利く料金所のおじさんは、悠然かつ毅然とした姿の八ヶ岳のような対応で、正規料金をしぼり取るのでありました。

インターから車山高原に向かう途中、毎年道に迷う箇所も無事一発通過し、喜びにひたるヒマもなく、これから最短ルートである国道152号・大門街道経由で行くか、ツイスティなスズラン峠経由で行くべきか。んー、スズラン峠方向は霧がかかって山がまるで見えん。こりゃ最短ルートで行くしかないな。

R152の峠にしてはやたら車線が広い道を快調に上ってゆくと、遠くに 2CV が右に左に大きくロールさせながら、懸命に走る姿が見えてきました。やがて白樺湖畔をかすめ、車山高原手前にあるビーナスライン沿いの展望台に立ち寄れば、眼下に盆地特有の朝霧が幻想的に漂い、空はまさにフレンチブルー。背後では、ルノー・プジョー・シトロエンが次々と喜びのエクゾーストを奏でながら、FBM会場を目指して走り去ります。

山の中腹にある展望台からは、周囲の山々がクッキリ見え、下界には雲海が広がる
ビーナスライン・車山付近にて
真正面に南アルプス。左手奥のなだらかな稜線が八ヶ岳。右端の稜線上の白い建物が見えるあたりが車山高原。

ビーナスラインから少し下ったところが日帰り組の駐車場。メイングランドへはそのはるか先。てなわけで会場へと続く下り坂をテケテケ歩いている最中、背後からエンジン音が聞こえてきたので何気なく振り返ると、何と真っ赤な RENAULT14 が走ってきた! 生まれて初めて見た! と、とっさにカメラを向けるとあっという間に通り過ぎ、フレームから見事外れちゃった。初代三菱ミラージュのようなさして特徴の無いカタチなのに、見た瞬間 R14 とわかるなんてどうかしてるぞ自分!と取り乱しつつも、でもあとでゆっくり見られるだろうから、そのときのお楽しみ。と気を取り直したことでした。


2003年度版 珍車集合




水色の商用車/シトロエンC25
Citroen C25



パナール・ディナは、ケチといわれるフランス人が造ったクルマらしく、超軽量ボディ(セダンなのにクリオのわずか三分の二の重量!)に小排気量を組み合わせ、動力性能と燃費を両立させているそうな。でも車体が総アルミ製だったので、ライバル車と比べて相当割高だったんでしょうね。

このパナールを見ていると、燃費が良くフランス人好みの経済的なクルマが出来たぁと技術者が満足する一方、高くて買えねーよ! という庶民の声が聞こえてきそう。

パナールは、ルノーやプジョーよりはるかに理想主義的なクルマ造りをし、そうしたやりかたが結果的に会社消滅につながったといえそうです。日本の一流自動車会社のように、他社の人気車種を次々とコピーして新車開発のリスクを減らすという、優れた経営哲学をカケラでも持っていればよかったんだけどねえ。


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