CG DAY at 40 (2)
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新車のルノーが3台
ルノー・ジャポンはルーテシアRS2.0 Ph2、メガーヌRXT、セニックRXE の3台を展示。その脇ではアルファも147のMT車など何台か展示していました。

印象的だったのはそのアルファのフロントワイパーには、総合カタログやスパイダー専用の分厚いカタログが、どうぞご自由にお持ち帰りを、と気前よくごっそり挟んであったこと。ちなみにルノーはと申しますと、係員でガードされたテーブルの上に、カタログが箱入り娘してます。え? ルノージャポンはケチ? そんな失礼なことを言ってはイケマセン。ルノーの名誉のためにフォローしますと、ルノーの販売台数はアルファの半分ちょっと。おまけにルノー車は全般的に価格が安い。その結果ルノーがカタログを製作すると相対的にコスト高になり、例え薄っぺらなモノであっても実はアルファよりもはるかに価値があるのです。ああ、ルノーのカタログはありがたや。


巨大なチャイルドシート発見


室内の半分の幅を占有するチャイルドシート
<< エエーッ!? ねえねえ後席を見て。車幅の半分も占めるチャイルドシートだよ。巨大な赤ちゃんがいるもんだねえ。



>> なんだスバル360 かい。しかしこのクルマ小さいですよね。丸いボディスタイルの理由は、小排気量でも走れるように鉄板を薄くして少しでも軽量化したい。でもそうすると剛性が保てない。そこで外板にRをつけたという苦肉の策だそうな。
昔の規格の軽自動車だけに、現在の軽よりいっそう小さい



小型消防自動車
<< 消防車までいるゾ。さてそこで問題です。このクルマの車名は何でしょう?

ハーイ、そりゃ簡単
 日産パトロールです。
ブブー不正解。



>> 正解は NISSAN “Fire” PATROL (4x4) デシタ。マ、マニアック過ぎる... ところでボンネットに 山北町消防団 第三分団 って書かれたまま、個人が所有してて良いの? まさか仕事サボって...
側面のエンブレムには NISSAN Fire PATROL と書かれている


ラベルにクルマのイラストが描かれた赤ワイン
CG40周年記念オリジナルワイン発売中。これを飲めばCG誌を毎号欠かさず購読する気分になる成分が入っている... わけがない。残念。


病気は元気な証拠


ホンワカした丸っこいデザイン
<< リアエンジン全盛期のイタ車フィアット組。一番手前のクルマはフロントが絶壁なのにリアは思いっきりスラントして、どう見ても後ろ前のスタイルが逆にしか見えないムルティプラ。この頃からイタ車の病気は始まっていたのね。一番奥はアバルト850レコルト・モンツァ。



>> 街で目を合わせちゃいけないタイプの人という感じで、かなりイッちゃったカタチの89年デビュー・アルファSZ。ふた昔前のアルファのように、経営不振だと斬新なモデルや突拍子のないクルマが出にくいので、病気=元気といえましょうか。
どのクルマにも似ていない奇天烈なスタイル



90年代前半までは、過去を振り返ることなく未来派をやっていたアルファ。ところが90年代半ば以降は、戦前のモデルなど過去のデザインの美味しいところを新型モデルに引用した、ネオ・レトロ派にコロッと転向(ランチアもマゼラティもこの一派でイタリアの総意?)。

名門ならではの、過去に積み立てたデザインという貯蓄を取り崩して活用中のアルファ。でも昔にこだわるイギリス車と違って、常に新しいモードを生み出すことが売りのイタリア車。次モデルでも同じ手をつかうと焼き直しですかとツッこまれかねないので、過去からの選択肢が減る(=デザイン貯金が減る)ということで、今後どのような展開になるのか興味深いです。以上自分が勝手に考えたデザイン貯金理論なのでした。


Elise Esprit Europe Elan Exige


「わ」 の文字がレンタカーの証
<< わ、ビックリしました。ナンバーの通り、何とレンタカーの Lotus Elise MK2。都内に設立したロータス&ケーターハム専門のレンタカー会社のもので、会員制でなく誰でも借りられるようにしているそうな。2時間で ¥19000 から。



>> 微笑む Europe。車名が必ず E で始まるロータスはドライビング・プレジャーを追及するメーカー。しかし走りにこだわりつつも真面目一方にならず、スタイルにボケをかます余裕を併せ持つのはルノーにも共通する美質。そう、ロータスにはエスプリがある。
ロータス・ヨーロッパがたくさん並ぶ



そんなこんなで本日もっとも楽しみにしていたトークショーの始まり。会場にセッティングされた椅子に座りきれず、立ち見の人も大勢出る盛況ぶり。自分もまばたきするのが惜しくてドライアイに耐えながらの拝聴となりました。


CG界のオールスターキャスト


トークショー風景
<< これからの自動車やCGについて語った特別トークショー。CG 誌の感想を聞かれ、みな当たり障りのない CG 万歳な感想しか述べないなか、PF氏一人がテクニカルなことはよく書けているが、自分の言葉で語っていないとピシャリ。フムフム。



>> CG DAY 恒例のサイン会。誰に人気があるのかバレないように?、4人全員に必ずサインをもらう日本的平等システム。中には話かけられていた人がいたけど、何をお話していたのでしょう。
PF氏がサインをするシーン



何百冊ものCG誌
歩んできた道をふと振り返る

これは素晴らしい。CG創刊40周年ということで、ずらーっと並べられた歴代 CAR GRAPHIC。70年代くらいまでは表紙にアメリカ車がたびたび登場。その後はドイツ車などヨーロッパ車が表紙の主役。そう、ここまでは CG が対象にしていたクルマは、世間(マジョリティ)があこがれたり目指していた方向性と一致していました。ところがその後の流行りはアメ車のミニバン+ボルボ・ワゴンに象徴される SUV 路線へと移行。最近のクルマはどれでもキチンと走るからと、動的品質にはこだわらなくなってきたユーザーの志向と、CG の走る機能を重視するコンセプトに、ここへきてズレが出てきたのよね。

CG 編集部メンバーによるトークショーでは、インターネットという伏兵まで現れたムズカシイ時代の嘆き節が聞かれたけど、CG で最も必要なのは私たち読者という、情報の受け手のプロを魅了させる書き手のチカラですよ。やっぱり。

ときは午後5時過ぎ。イベントが終了し閑散としてきた屋内会場の片隅で、小林彰太郎氏とゲスト一同が CG バックナンバーを背に談笑。さて、これからの表紙にはどんなクルマが登場するのでしょう。


オマケ 貴重なショット >> ▼ 小林彰太郎氏+ゲスト全員集合


− CG DAY at 40 おわり −





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