AGR2001 (1)
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2001年4月15日 愛知県岡崎市・キョウセイドライバーランドにおいて AGR2001 が開催されました。昨年までの会場だった富士高原サーキットは手狭ということもあり、今年はスペースの広い岡崎へと開催地が移動しています。

青空に映える箱根と富士
箱根の背後にそびえる富士の雄姿

当日は見事な快晴。東名高速道路上で富士に出迎えられれば、気分も盛り上がろうというもの。岡崎ICを降り、地図の指示に従ってキョウセイドライバーランドを目指すものの、あっ!アルピーヌA110とすれ違った。あれ? twingoも反対方向に向かって走り去ったゾ。もしかして、もしかすると、と思いつつもさらに進むと、やがてAGRの看板を発見。どうやら方向は合ってたみたい。県道を右折して狭い橋を渡った途端、1車線のものすごい急坂が続く。岐阜県・白川郷に通ずる天生峠も国道なのにこんな感じだったよなあ。なんて思い出していると突然視界が開け、思わず息を呑む。そこには各地から集まってきたクルマたちが日差しを浴びて輝いている。これは桃源郷だ...

係の指示に従いゆっくりゆっくりとメイン会場へ。やがてフロントガラスの端から端まで一杯にルノー車が満たされれば、いよいよルノー語で語り合う1日の始まりはじまり。


会場全景 >> ▼ 拡大


あれもこれもルノー


Express/twingo/R4/Kangoo
<< スペースユーティリティ追求型モデルがずらーり。並んでいるだけでほんわかした気分になる、実用性と洒落っ気のサジ加減が絶妙なフランス車ならではの脱力系。twingoは各車のアンテナに黄色いハンカチをはためかせるニクイ演出。



>> メイン会場に入るには通行証を窓ガラスに貼り付ける必要があります。主催者から出された「窓ガラスの無いクルマの場合」との注意書きに、えっそんなクルマある?と思うが早いか、あっスピダーがあった! こうして見るとスピダーはご先祖様のA110おじいちゃん似。
V6Turbo/Spider/A110/R21Turbo



スポーツカーから実用車までランダムに並ぶ
ヨーロッパの実用車メーカーのラインナップは、ハッチバック+セダン+派生車種というパターンが大半だというのに、ルノーはスポーツカーあり、モノスペースありと車種構成に節操なく、まるで日本のメーカーみたいだゾ。と因縁をつけつつもそのお陰でメーカー単独のイベントでもバリエーション豊かなクルマが見られて楽しめるというわけです。クルマを人に置き換えてみれば人間社会そのものの眺め。おっとりした人、機敏な人。すぐスネる人。(笑) それぞれが独自のスタイルを主張しているのに、根底には共通したポリシーも持ち合わせ、ルノー管弦楽団が奏でる音は、不思議と心地よい。


クリオと名乗ってみたものの


ボンネットを開けるとエンジンが無いのでスカスカ
<< 会場に着いて早々、CLIO V6 TROPHY を発見。見事にスカスカなエンジンルーム(?)。事情を知らない人がフロントだけ見たらエンジン外しちゃったの?と勘違いしそうな。タワーバー下の、建造物の骨組みのようなフレームが印象的。



>> FFのクリオとは名前と外づらが共通なだけで、見れば見るほど違うクルマ。ルノーはサンクターボの前科があるとはいえ、また懲りずにやらかしました。モノスペースクーペのAVANTIMEといい、ルノーはアイデアのマグマ溜まり。いったんそれに触れるとルノー熱はなかなか冷めませんのでご注意を。
FFクリオではトランクにあたる箇所にエンジンが鎮座



ショップを冷やかす人々
出店ヲミノガスナ

毎回色々な出店があります。今年は事前にわらび餅屋が出るぞ情報を入手。期待していると確かに来ていたのを確認。あとで買おうと思って会場内を一回りしたら、あれ?もういなくなっちゃった。幸い誰が買ったかクラブクリオのテーブルの上に置いてあったので、そのおこぼれ頂戴。ご馳走さまでした。でも人が得たものをちゃっかり食べたりして、我ながらハイエナみたいだな。


ルノーの文化遺産


ルノーでは珍しいクーペボディ
▼ Fuego GTX

<< Fuego GTX Automatic。同世代のR18(セダン)がアメリカ留学して遊びを覚えて帰ってきた、みたいな風情漂う小粋なクーペモデル。サイドウィンカーが菱形だったりヘッドライトにワイパーのストッパーがついていたりと面白ディテール群。



>> 本日に限り屋外アルピーヌミュージアム開館。これはALPINE Formula F2/3。隣にA210、その向こうにR8-GORDINI、背後にづらりと整列したA110、地平線の彼方(それは言い過ぎ)にV6 TURBOと日本にいるとは思えない凄いことになってます。
レーシングカーそのものの出で立ち
▼ ALPINE Formula



空気抵抗が見るからに少なそうなスタイル
▼ ALPINE A210
<< ル・マンでもクラス優勝したことがあるアルピーヌA210。馬力にものを言わせてレースを制するのでなく、効率を追求して勝負する。そんなフランス的アプローチ&アルピーヌの歴史が、例え片鱗であっても現代のルノー車にも綿々と受け継がれているんだろうなあと考えると、タマラナイものがあります。



それにしてもアルピーヌ各車に塗られているフレンチブルーって色は綺麗ですよね。残念ながら最近のルノー車にはこの色の設定がありません。名球会入りしたプロ野球選手の永久欠番と同じで、由緒あるこの色はそうそう使わないゾってことなんですかね。そのうち大型新人が登場したらまた復活したりして。


ルノー界 最新の話題から


>> RSに設定されているカラーで唯一見たことがなかったフレーム・レッドを初めて拝見。画像化すると色が濁ってしまうものの、実車はパールがかった発色でとてもエレガント。不人気色=悪い色にあらず。
ワインレッドという言葉が一番近いか



メガーヌが何台も並んでいるのは初めて見ました
<< メガーヌがいっぱい。甲虫のような特徴的な後ろ姿。昨年まで黙殺されたかのような存在だったメガーヌにも、ついにオーナズクラブが発足。何台も揃った光景には地味に感動しました。次はラグナのクラブが出来ることを期待します。



暖色系のRTの内装
今回はこの初代ルーテシア・フェイズ1・RTに同乗して来ました。RTはこの会場ではこれ1台だけだったような。このクルマはアンティーク(ゴールド)というボディカラーに合わせて内装が茶系で統一。(フェイズ1のRN/RTはグレー/茶の2種類の内装色あり) そしてシュペールサンクと共通のシート。その明るくもシックな雰囲気からバカラと勘違いした人も。内装色が灰色の世の中の16Vから、このクルマに乗り換えると、気分は地中海でバカンス。同一車種でも色が違うだけで印象が一変するものですねえ。ルノーの経営が苦しかった時代に設計されたクルマとはいえ、コストダウンのしわ寄せを受けていないシートの掛け心地は旧来のフランス車然としていてスバラシー。


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