YANASE High Grade Fair



2000年11月8/9日の両日に毎年恒例のヤナセ・ハイグレードフェアが東京・帝国ホテルで開催されました。ヤナセといえばフランスモーターズのルノー。このフェアでは現在販売されている車種の他、販売予定のクルマなども展示されます。 ルーテシアRS予約受付中と書かれた案内板 今回の目玉は、参考出品されたルーテシアRS。例年同様、会場入り口にヤナセの社員のかたがずらーっと並んでお出迎えしているこの場では、マニアックなRSはどうにもこうにも場違いなようにも見受けられました。


本邦初公開 Lutecia 2.0 RS


シルバーボディにルーテシアのエンブレム << Lutecia エンブレムの他、フランスモーターズのステッカー以外には Clio2.0RS と内装も含め変わらなさそう。入ってくる台数が少ないので当然試乗車は用意できないとか。しかしキミはスキモノに囲まれたほうがサマになるゾ。
>> RSのエンジンルームを初めて拝見。オイルフィルター周りは先代16Vよりスペースがありました。フランス人も先代のようではイケナイと学習した成果? エンジンルームを開けてみても多分平行輸入車と変わらないのでは
白いメーターが目立つ内装 << シートはかなり硬いですね(対先代フェイズ2・16V比)。もしかしたら RXE や 1.6 16V より柔らかいのではないかと淡い期待をしていたのだけど。最近のルノー車全般の傾向からすれば予想通りともいう?



この RS は、先代 16V と比べたらクラッチは羽が生えたような軽さ。これまた10年の隔たりを感じさせる箇所。MT車といえどももう渋滞も恐くありませーん。トランクルームのカーペットをめくってスペアタイヤを確認すると、律儀なことにアルミホイールつき。あとエンジンルーム下回りはアンダーカバーに覆われていることを確認。しゃがんで下回りを見ているはしたない人はもちろん他にはイマセン。なんたってハイグレード(クルマはもちろん人も)フェアなんですから。


その他のルノー車


>> 全国20台限定パイユイエローのRXE。内装はカタログモデルの RXE と同一でした。売り出して結構経つのでもう売り切れたのかと思えば... ゴールドカラーの5ドア
ブルーメチルのカブリオレ << メガーヌ・カブリオレ。今回デビューですかと言いたくなるくらい路上で見たことありませぬ。ライバルの306といえば山の手のカローラ的存在なのに。
>> このカブリオレで一番の見せ所。リアシート後ろの張り出し。リアシートに被せるオプションの純正カバーをつけるとさらにカッコイイです(高価だけど)。 リアシート後ろのトランク上部にポコポコと2つのコブ
リアガラスを跳ね上げると、ドアを閉めた状態で小物が出し入れできる << こちらはセニック。リアガラスが開閉するようになりました。本革シート車(RXT)はボディカラーに合わせて革の色が複数あるとか。そして来年いよいよRX4登場という話。



ルノーのすぐ隣はアウディのブース。その中でもTTカブリオレがルノーの一番そばに展示。アウディTTといえば、パトリック・ルケマン氏がショウモデルのルノー・アルゴスをパクッたなあと怒るモデル。そこで、ヤナセの深い策略があるのかと、つい勘繰ってしまう私。無いよね?


同じフロアの他メーカー


>> 参考出品のオペル・スピードスター。フレームなどにロータス・エリーゼの血を引くとか。このクルマが見られるとは思わぬ収穫。正規輸入の可能性については? オレンジ色のスピードスターはオープン2シーター
鋭角的なシルエット << リアスタイルはロータス・エリーゼをドイツ流解釈でシャキーンコキーン(?)とさせたような佇まい。テールランプの処理がユニーク。マフラーが縦2本出しなのにも注目。
>> コルベット(MT車)も結構面白いカモ。と眺めていると、「トルクがあるからシフト操作をサボッてもスイスイ走ってMT車の楽しさがあまり感じられないんですよねー」と係員。言われてみれば確かに。 ドーンと大きい黄色のスポーツカー



コルベットの会話をよくよく考えてみると、ん?オマエさんには似合ってないって暗に言っているのか? という疑問が湧き上がるのでありました。その後、輸入車のMT車って少ないですねと話を振ると

「結局日本に入れても、全然売れないんですよ」

ヨーロッパ市場ではMT車がマジョリティ。そしてここ日本ではヨーロッパ車といえどもAT車がマジョリティ。私は国と国の狭間にストーンと落っこちたマイノリティ。

ついでに別フロアにあるメルセデス・ベンツのブースに移動。一種恐いもの見たさ的心境とでもいいますか。


(ルノーとは)異次元空間 ベンツワールド


1ボックスカーの真ん中のシートが外部にスライドしてきて身障者でも乗り降りがラク << 赤みがかったピンクのVクラス・シートリフト仕様車。ドイツ車ってド派手なカラーのクルマが往々にしてあります。これって普段抑制しているジャーマン魂(狂気)を、露出している現象だったりして。
>> フルレストア中のベテランカー、280SL。内装も全てバラバラ。で、お値段はここまで徹底してやればの1200万円。今の日本の技術で組み立てれば新車当時より程度がよくなりそう。 全てのパーツが外され、ホワイトボディになった車両を展示
真っ赤な内装 << 上のクルマを組み立て直すとこうなりますと無言で教える、隣に並んだピカピカのSL。

これだけ古いモデルだと、ベンツといえども脂気が抜けて雰囲気があります。



というわけで、売れに売れないルノー車がヤナセのフェアで見られるのもあと数年。ルノーも日本市場に本腰を入れて行くハズなので、来年はもっと色々な車種がここに並ぶことになるのでしょう。


― YANASE High Grade Fair おわり ―





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