'95 Lutecia16V 整備記録 (8) 02/10〜03/09



車検
2002/10
早いもので3回目の車検です。たまにちょっとした不具合が発生しつつも路上でエンコすることもなく、イマドキのフランス車(イマドキ=90年代中頃産)らしい信頼性の高さをここまで保っています。


シフトフィール改善

てなわけで、日頃のメンテが功を奏してオイル等消耗品以外は特に問題なし。唯一の懸案事項がシフトフィール。

ここ1年ほどに何台もの 16V & Williams に試乗して思ったのは、自分のクルマはシフトフィールが悪いってこと。他車はコクッ・コクッとシフトが決まるのに、うちのはゴムが擦れるような感が強かったのですよ。不治の病かとドキドキしつつ、これを何とかしたいと修理工場に言ったところ、「部品交換せず簡単に直るよ」

車検から帰ってきたクルマを受け取ると、オオー! ミッションオイルを交換した効果もあり、じつにスカッと爽やかな手応え。これでようやく世間の 16V 並みに昇華しました。もっとも過疎化が進む世間だけどね。


サマータイヤ初交換

今回の車検の白眉(?)はサマータイヤ初交換。もう1セットあるタイヤを冬季につけっぱなしにしているせいもあり、新車時からの MICHELIN MXV3A が、ここまでしぶとく持ちこたえていました。すり減りにくいことが自慢のミシュランとはいえ、タイヤ本来の性能を維持できるのは3年程度と言われるだけあり、ゴムが硬化&ひび割れし、スリップサインも出る寸前で、完全に使い切りました(環境に優しい&命には優しくない)。

MXV3A はすり減ってくると、左にハンドルが取られがちになるという傾向が気になったものの、確かな接地感&反応が素直と、クセのない良いタイヤでした。でも次は違うタイヤで、ルーテシアの新しい世界を体感したい。


PIRELLI P Zero System Asimmetrico タイヤ装着

タイヤの相談をしたKさんに、「オマエに合っているのはスポーツ系タイヤだ」、とマインドコントロールされつつも、コンフォート路線に未練タラタラな自分のこと。そこで新たに選んだのは、イタリアはピレリのスポーツ系タイヤ Pゼロ システム アシンメトリコ。もちろん 185/55R15 の純正サイズ。このタイヤについては以下のような話をよく聞き、ピピッと来たのでした。

非対称のトレッドパターン
●グリップ命!のタイヤではない
●この手のタイヤとしては乗り心地がイイ
●ロードノイズも少ない

さしずめジャージが似合う体育会系でなく、オシャレを忘れないスポーツ好き青年風タイヤってところでしょうか。

P Zero と刻印されたタイヤのサイドウォール
そしてなんといっても決め手は、ピレリの中でもプレミアムグレードで品質が良いと言われる P-Zero が、インターネット通販専門店で国産タイヤ並みの価格で販売されていたこと。

まだ踏み面のヒゲが残った状態でタイヤが落ち着かないものの、路面のワダチも気にならず、ハンドル左取られのクセもなくなり、快適さの部分を早速実感しています。


タイヤの製造年月チェック
2002/1002/11/06追加
通信販売の激安タイヤで心配なこと。

その1 PIRELLI だと思ってよーくロゴを見たら PILERRI だった
その2 バランス調整しても振動が出る瑕疵品だった
その3 何年も前に製造されゴムが硬化した長期在庫品だった

これらはいずれも取り越し苦労に終わりました。その1と2に関しては、「通信販売法(訪問販売法)に基づく表示」 をキチンと掲示しているお店であれば、ひとまず安心ですね。では長期在庫品かどうかはどうやってわかるのかって?


サイドウォールの刻印に注目

タイヤのサイドウォールに書かれた製造年週
画像中央 楕円の中に刻印された 「1902」 が製造年週。
上2ケタ:週  下2ケタ:年
この場合2002年の19週目に製造されたということ。なお99年以前のモノ、例えば99年の25週目に製造されたタイヤは259と3ケタ表示になります。

他メーカー品でも見方は同じと思われるものの、念のため各メーカーへ確認するのがよいでしょう。なお製造年週の刻印は片側にしかないようです。刻印された側がインナーに装着され、車両から脱着しないと確認できない場合があることにご注意を。


ウィンカーキャンセラーが利かず
2002/1003/01/08追加
ウィンカーのセルフキャンセルが機能しなくなったのは、何を隠そう4月のステアリングシャフト修理直後のことです。左折するごとにウィンカーレバーを手で戻さないと、いつまでもチカチカチカ(右折の場合は問題なし)。


ウィンカーが自動解除される仕組み

ステアリングを外すと、ダッシュボート内にキャンセル機能をつかさどるバーが見える
写真はステアリングを外した状態で、下に見える黒いモノはステアリングボス。

ウィンカーを出すとダッシュボード内に隠れていたバー (1) が左から突き出てきます。ボスの根元にもバー (2) があり、ステアリングが直進状態に戻ってきたときに、(1) を上下に払いのけて引っ込ませ、ウィンカーを自動解除させる仕組みになっています。

4月のトラブル発生の翌日、試しに (1) を指で押し上げると見事に自動解除成功。次にバーの先端部分だけに触れて押し上げると、元の突き出た位置にスルリと戻り失敗。シャフト修理で何か影響があったのか、(1) の上方向への動きが微妙に悪くなっているみたい。そこでボス側のバー (2) 部分にガムテープをぐるぐる巻き付け、ホンの少しだけ押し出す面積を増やしてあげると見事セルフキャンセルが復活。


DEVCON を使って解決

白と黒の練り状素材
ガムテープを利用して問題解消! この創意工夫がラテン車乗りらしい! と自負してみたものの、車検後のクルマ引き取り時に整備工場の人に、ガムテでは不安定だからそれに代わる良い素材ないですかねえ? と急に小心者に変わって尋ねると

「では▼デブコンの補修剤を分けてあげましょう」

まるで粘土のような黒白2種類のそれを 3:1 の配合で混ぜ、ボス側のバーに厚塗り後、半日ほど経てば金属並みに硬化。そのままだとどこかに干渉してステアリングが切れなくなる可能性があるし、バー同士が常時接触して、ステアリングを回すたびにカコカコと音がするので、仕上げはヤスリがけ。1ミリ以下の厚みになるまで、根気よくゴリゴリゴリ... ハイこれにて一件落着(たぶん)。


ドアミラー脱臼
2003/0903/10/02追加
クルマを駐車場に止めるときに、ドアミラーを折り畳む? 折り畳まない?

私は基本的に畳みません。右ミラーの折り畳み機能は、数年前に短い一生を終えたおかげで、畳んだ状態をキープするのが不可能になっているし、左は左で畳むと激しくキシんで、今にも壊れそうなんだもの。きっとルノーの人は、ドアミラーは日常的に折り畳むことを想定しておらず、何かにぶつかったときの衝撃吸収のみを考慮している、と思っています。

ところはスーパーの駐車場にて。

左隣に並んだクルマがドアを開けた場合、ドア先端がちょうど自車のドアミラーにぶつかる位置に存在します。車両の間隔が狭い駐車場だったゆえ、そのときばかりはこりゃ畳んだほうがよさそうだなと判断しました。そして買い物を済ませ、ドアミラーを払いのけるようにポンと前方へ押し出したその瞬間

あああああ...

そう、勢いが良すぎてドアミラーユニットが、なんと丸ごとドア側の台座から外れてしまったのよ。それでもかろうじてユニットを支える細い金属製ステーが台座に引っかかっており、グラグラになりつつも地面へ落ちること無く踏みとどまっています。冷静になってよくよく見れば、その金属製ステーは単にドア側の爪に押し込むだけの構造。

ん!こりゃ何とかなりそうだ。

そこでグギグギ・ギギギギーッと不協和音をあたり一帯に奏で、何が起きたんだ?と周りの注目を集める駐車場のヒーローになりながらも、なんとか元の状態に復活。ふぅ...

青いクルマが1台、何ごとも無かったかのように走り去り、スーパーの駐車場は再び静けさを取り戻したのでありました。





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