'95 Lutecia16V 整備記録 (1) 95/10〜96/09



納車
1995/10
契約から約半年、10月に入りようやく納車となりました。そして実車を見ると嬉しい誤算。それはダークブルー系のブルースポーツで発注していたのに、知らぬ間に本国でブルースポーツが廃止され、その後継色とも言える鮮やかで明るいメチルブルーに塗られていたのでした。光線の当り具合によって、なす紺がかった紫に見えたり、鮮やかな水色に見えたり、なんとも微妙ないい感じの色調です。んー、それにしても発注した色と違う色が来るなんて、あくまでもメーカーの都合が優先されるフランスならでは。メーカーもメーカーなら注文色ではないのに喜んでいる自分も自分か。日本の 「お客様は神様です」 に慣れちゃうと、これだからフランス車は、とイヤになっちゃう人もいるんでしょうね。

ディーラーにて簡単な操作レクチュアを受け、早速走り出すとシフトレバーのタッチが渋い! いかにも組み付けが馴染んでいないようで、ギヤの入り口が渋いというよりも、各ギヤの移動自体にかなり抵抗を感じます。そしてサスペンションの動きも渋く、道路の凸凹で車体全体がやたらとガタゴトします。エンジンマウントはガッチリというほどではないものの、ユルい気配は無し。

取扱い説明書 表紙 取扱い説明書 内容

取扱い説明書


新車点検
1995/10
常磐自動車道は道路が平坦かつ交通量が少な目で慣らし運転に最適。その終点にほど近い、美空ひばりの歌で有名な塩屋埼灯台(福島県いわき市)まで往復。そんなこんなで納車後1週間で1000km超となり、早速1ヶ月点検(新車点検)。エンジンマウントはシッカリしたまま、シフトフィールおよびサスペンションはすっかり馴染み、フリクションはほとんど無くなりました。この間に気づいた点は

リア下回りから走っているあいだ中、キシキシと音がする
対策・・・マフラーのフロントチューブ取付部から音が出ていたので、バルブすり合わせ用コンパウンドを塗った。

助手席シート取付にガタがあり、揺するとグラグラする
対策・・・シートレールの調整等をしてみたものの変化無し。部品の工作精度の問題と考えられるとのこと。乗っていられないほどではなかったので、しょうがないかとそのままです。

ブレーキを奥まで踏まないとブレーキランプが点灯せず
対策・・・ブレーキペダルの遊びは調整出来ないので、ペダルの高さを高くしてブレーキが効き始めるまでの距離を長くした。これで人並みなタイミング?でブレーキランプが付くようになりました。この件は前に乗っていた車の追突恐怖症のトラウマが抜けていなかったため、結構ナーバスになっていました。

ブレーキタッチが試乗車と違い、カックンブレーキになる
対策・・・個体差だろうということで、対策のしようがないと却下。トホホ。

エンジンマウントから若干の異音発生
対策・・・本人は気づかず、指摘されて知ったという微少なレベル。これについては新車点検整備後一旦クルマを引き取り、パーツの到着を待って1週間後、エンジンマウントを交換してもらいました。


フッ素塗装
1996/03
納車後半年経ち、普段雨ざらしなこともあって塗装に染みが随分できてしまいました。さてどうしたものかと思案していると、某雑誌にフッ素塗装の記事を発見。作業概要は元の塗装を僅かに削り、その上に透明なフッ素塗料を焼き付け塗装するというもの。よくあるコーティングとは全く別物で、要するに元の色は変えない全塗装ということです。なんでもワックスはかけなくてもよくなるとか(逆にかけても問題ない)。ものは試しと、思い切って挑戦。

結果はどうかというと色に深みが出て塗装の質感が上がったようです。ボディ全体が水に濡れたようなしっとりした感じで夜間照明の下で見たほうが違いがよくわかると思います。雨染みともこれで無縁と思いきや(以下省略)...

ちなみに作業をした工場(プジョーの PDI もやっていて 306 がずらりと敷地に並んでいた)の人の話では、ルーテシアは初めてとのこと。ということで日本初?で唯一?のフッ素塗装のルーテシア誕生のお話でした。


追突される
1996/04
通勤途中の都内某所にて信号待ちをしていたときのこと。バックミラーを見ると後続車が妙に勢いよく迫って来ます。ただならぬ殺気を感じたものの、片側2車線のどちらの前にもクルマが停車していて(ちなみに自分の前はポルシェ911)移動不可能。止まってくれ〜の願い空しく・・・バコッ!(玉突きにはならなかった)。ああ1年ぶりの刺激的なこの感触(涙)。

早速クルマを降りてリアを見るとボディは無傷で、パッと見ではテールランプユニットが1/3程度欠けてしまっている程度。しかしよくよく見るとバンパーに擦り傷がついて、バンパーが左下がりに歪んでしまっています。

後日修理をするため前回フッ素塗装をお願いしたところへクルマを見せに行きました。そこで左下がりになったリアバンパーを手でグリグリしていると、パコンという音と共に元の位置へ戻り(笑)、どうやらバンパー取り付けの噛み合わせがずれていただけのようです。

結局バンパーの再塗装とテールランプユニットの交換の2点の修理ということになりました。ただしゴールデンウィーク直前ということで、休み明けに修理依頼することに。それまではテールランプユニットから雨水が入るかもしれないので、とりあえず手元にあった白っぽいテープで欠けた部分をテーピング。

それを見たある人の発言
「あはは、人間が怪我をして包帯しているのと同じだ〜」

「・・・」


12ヶ月点検
1996/09
数ヶ月前から、時々右のドアミラーが上手く折り畳めなくなってきました。保証期間内だったので、ミラー内部の部品を無料交換。それ以外は新車点検以降全くトラブル無し。オイル交換しかすることがなかった!

この夏、群馬県の赤城山〜榛名山とドライブ後、エンジンマウントが結構緩くなったようです(積算距離:約12000km)。ハーフスロットルから少し踏み込むとユルユルとエンジンが揺れスナッチの気配が。エンジン自体は積算距離が5000kmになるまでしっかり慣らしをして、7000kmあたりから本調子になってきたようです。4500回転以上になると、リミッターの効く7000回転へ向かってグッとトルクが盛り上がる感じ。





TOP
Prev Lutecia日和 INDEX


メンテナンス記録 (2) 96/10〜97/09 Next