Lutecia に関さない書籍



この章ではフランスのことを語った一般書籍を紹介します。
フランス車に乗っていると湧いてくる疑問。それは、こんなクルマを造るのはどんな人たちなのだろうということ。このページではそんな好奇心にこたえてくれる書籍を抜粋してみました。
右端に 発行日、出版社名、価格 を表示しています。
★注目 :独断と偏見でオススメするもの。
現在入手困難と思われるものも含みますが、古書店や新古書店で見つかる可能性もあるため、ここにリストアップしました。


フランスについて語る書籍













素顔のフランス通信 著者:飛幡祐規
94年11月10日 (株)晶文社 ¥2300
在仏20年の女性が、変貌しつつあるフランスの素顔を13の角度から描きだす。その中で 「ルノーが変わった」 という章あり。

20世紀前半のビヤンクール工場で働いた労働者いわく、「工場はまるで徒刑場だった」。また労働者たちを強硬に弾圧したため、「ビヤンクールの血しぼり男」 と呼ばれたルノーの創立者ルイ・ルノー。そんなルノー創業初期の時代から、クルマの品質改善に取り組んだ近年までの同社の歴史を、R25・トゥインゴ・クリオなどの車名をあげながら(あっ、ルーテシアに関してた)16ページに渡りつづる。

しかしルノーに関する話題でもっとも興味深かったというか日本人には笑えるのが、その他の章で取り上げられていた、ドイツで最も信頼のおけるヨーロッパ車に選ばれた R19 の広告コピー。

「故障中と嘘をついて駐車禁止を逃れようとしても無駄。ルノー19が故障するはずのないことは、違反の切符切りのお姉さんもよく知っているのです」

フランス人 この奇妙な人たち 著者:ポリー・プラット ★注目
原題:French or Foe? / Polly Platt
98年7月14日  (株)TBSブリタニカ ¥1800
転勤してきた多くの外国人がノイローゼになるといわれるパリ。その原因となるフランス人の特異性を解説しつつ、つき合いかたについてパリ在住のアメリカ人がユーモアを交えアドバイスする。

ある雨の朝、著者が運転するルノー4Lが、子供を学校に送迎中にエンコ。後続車にルノー社勤務の人が偶然居合わせ、本社の作業場へと運ぶこととなった。その日の夕方クルマを引き取りに行けば、子供連れで気の毒と思ったのか修理代等の請求を一切されなかった。

このように困っている人には親切で、規則を越えた対応をしてくれることがしばしばある、柔軟思考のフランス人。その一方で道を尋ねてもナゼか無視されてしまうことがある。

なんとも矛盾したその理由は暗黙のルールがあるため。それを守ればフランス人は外国人であろうと理解を示してくれるし、人間味があると語っている。この本はフランス式ビジネスについても言及しており、これを読めば日本におけるこれまでのルノーの商売スタイルも、そうゆうことだったのかと納得すること請け合い!?

またこの本には、欧米人とひとくくりしてしまいがちな日本人にとって、アメリカ人の視点で見たフランス人観という、二つの国の差異もわかるというオマケもつく。


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