'95 Lutecia16V を見る (5)
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エンジンルーム全景

90年代のヨーロッパ製名機の呼び声高い F7Pエンジン。4000回転以下では従順に。4500回転以上では俄然盛り上がるエンジン音とトルクパンチで、ミリ単位のアクセル操作にクルマは喜々と反応する。

16V のエンジン&アシ回りが醸し出すナマっぽい乗り味は、マシンというより生き物的。それは、より洗練されサイボーグ感覚とでも言うべきハイテック感のある RS2.0 のドライブフィールとの最大の相違点と言えるでしょう。逆に言うと RS2.0 をアナログタッチにすると、16V や Williams の乗り味になる?


エンジンルーム
エンジン
F16_i.e のロゴもカッコイイヘッドカバー。しかしご覧の通りエンジンルーム内はギチギチで、最上のファン・トゥー・ドライブの代償は最低の整備性というわけ。何かを得れば何かを失う。


サスペンション
サスペンション
フロント側マクファーソンストラット式独立懸架、リア側トレーリングアーム+トーションバー式独立懸架。硬めの足とはいえ、同乗者にこの車うるさい(苦笑)と言われても、乗り心地悪いとは言われないでしょう(微笑)。


生きているクルマ
スポーツモデルながら積極的に姿勢変化させるフランス車流儀な足回り。サバンナに生きる肉食動物や体操選手の体を連想させる、しなやかかつ抑制の効いたサスペンションフィール。コーナーでの横Gを柔らかく強靱な筋肉でいなしているかのようで、何度でもGを味わいたくなる不思議な気持ち良さがあります。

おまけにこのクルマは、ステアリングフィールの豊富さと挙動のわかりやすさで、積極的にドライバーとコミュニケーションをとりたがりるお話好き。クルマとお手てつないで走りだせば、どこまでも走り続けたくなる。もっとおしゃべり聞かせてルーテシア。


ホイール
ホイール
フェイズ1のディッシュタイプから、フェイズ2は5本スポークに変更。写真はホイールカバーを外した状態。

このホイールは R19 16S にも使われていて、 ヴェガ社製であることを示す VEGA と SPEED LINE の刻印がされています。


タイヤ
タイヤ
コンチネンタル・スポーツコンタクト、ピレリ・P4000、ミシュラン・MXV3A などが標準設定。このクルマにはミシュラン・MXV3A がついてきました。


下回り(前から)
下回り(前方)
フランス車伝統の低い下回りは、高速走行時の空気抵抗低減に貢献している? 前進駐車でクルマ止めにフレームをガーンと当てて、みんなの注目を集める駐車場のヒーローにならぬようご注意を。


下回り(後ろから)
下回り(後方)
後部には吊り下げ式スペアタイヤが格納されています。画像はそのスペアタイヤを外した状態。左端にマフラーの熱を遮断する遮熱板がチラッと見えます。


マフラー
マフラー
フランス車とはいえ、格好に気を使っているのがわかります。音も純正ならば当然のことながら静か。





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